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スマトラ島沖地震 (2005年) : ウィキペディア日本語版
スマトラ島沖地震 (2005年)[すまとらとうおきじしん]

2005年スマトラ島沖地震(スマトラとうおきじしん)は、2005年3月28日16時9分36秒〔USGS Magnitude 8.6 - NORTHERN SUMATRA, INDONESIA 〕(UTC、現地時間 午後11時9分36秒)にスマトラ島沖で発生した地震である。ニアス島付近で発生したことからニアス島沖地震とも呼ばれる。
== 概要 ==
2004年12月26日のスマトラ島沖地震余震がだいぶ収まり、規模も小さくなってきた2005年3月28日16時9分36秒 (UTC) に、同地震の震源の南東約250km沖で、モーメントマグニチュード(Mw)8.6〔USGS速報はMw8.5、改定値Mw8.7、最終改定値Mw8.6に修正〕の地震が発生した。この地震は、スマトラ島沖地震の余震ではなく、別の地域を震源とする誘発地震(広義の余震とも呼ばれる)である。
2004年12月26日のスマトラ島沖地震の発生によりプレートにかかっていた圧力が開放され、代わりにプレートの他の部分へ圧力がかかったために、もともとあった断層に歪(ひず)みが溜まり起こった、云わばスマトラ島沖地震が引き金になった地震ではないかと見られている。また、この地震の震源域の延長はおよそ350kmと推定されている。この震源域は2004年のスマトラ島沖地震の震源域に隣接し一部が重複しており、2つの地震の震源域を重ね合わせると1,600kmにも及ぶ〔 飛田幹男, 今給黎哲郎 ,水藤尚, 加藤敏, 林文, 村上亮, 藤原智, 『国土地理院時報』 2006 No. 109, pp.21-32, 〕。そのため、2004年の地震と今回の地震は東海・東南海・南海連動型地震のような連動型の巨大地震であった可能性も指摘されている。
このことから、インド・オーストラリアプレートとユーラシアプレートの境界地域で、近年地震が起こっていない部分では、更なる地震に警戒が必要であるという研究や報告が見られた(スマトラ島周辺で起こる地震全体の概要参照)。
また、ニアス島付近では1861年津波を伴うM8を超える地震が発生している他、この地震の震源域のすぐ南では1833年にもM8を超える地震が発生している〔USGS Poster of the Northern Sumatra Earthquake of 28 March 2005 - Magnitude 8.7 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スマトラ島沖地震 (2005年)」の詳細全文を読む



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